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【インド神話】

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インド神話とはインドに伝わる神話です(当たり前ですけど)。その中でも特に、バラモン教、ヒンドゥー教に伝わるものを指す事が多いです。 成立時期や伝承者の層などによって様々な神話がありますが、以下、ヴェーダ神話とブラーフマナ・ウパニシャッド神話、叙事詩・プラーナ神話の3つに大別して概説します。 概ねヴェーダ神話がバラモン教に、叙事詩・プラーナ神話がヒンドゥー教に属し、ブラーフマナ・ウパニシャット神話がその両者を繋ぐものと考えて良いかと思います。

【ヴェーダ神話】

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読んで字の如くヴェーダ文献に基づく神話で、アーリア人がインドに持ち込んだインド・ヨーロッパ語族共通時代に遡る古い自然神崇拝を中心としています。 紀元前1500年頃から紀元前900年ごろに作られた最古のヴェーダ文献である『リグ・ヴェーダ』(神々の讃歌)には、未だ一貫した世界観を持つ神話は現れていません。 ヴェーダ神話の初期においては、神々はデーヴァ神族とアスラ神族とに分類されています。デーヴァは現世利益を司る神々とされ、人々から祭祀を受け、それと引き換えに恩恵をもたらす存在とされています。 代表的なデーヴァは雷神インドラであり、実に『リグ・ヴェーダ』全讃歌の4分の1が彼を讃えるものです。 一方アスラは、倫理と宇宙の法を司る神々で、恐るべき神通力と幻術を用いて人々に賞罰を下す者として畏怖されていました。代表的な神はヴァルナです。 アスラは『リグ・ヴェーダ』初期においては必ずしも悪い意味で用いられなかったが、デーヴァ信仰が盛んになるにつれて信仰が衰えていきました。さらに、ヴァルナをはじめ有力なアスラ神がデーヴァとされるようになり、遂に『リグ・ヴェーダ』の中でも末期に成立した部分では神々に敵対する悪魔を指すようになりました。 一方、イラン神話においては、アスラに対応するアフラがゾロアスター教の最高神アフラ・マズダーとなり、デーヴァにあたるダエーワが悪魔の地位に落とされています。 『リグ・ヴェーダ』にはまた、若干の創造神話が見られます。創造神ブリハスパティ(Brahmanaspati)やヴィシュヴァカルマンによる万物創造を説く讃歌の他、創造神がヒラニヤ・ガルバ(黄金の胎児)として原初の水の中にはらまれて出現したとする説、神々が原人プルシャを犠牲として祭祀を行い世界を形成したという巨人解体神話などが説かれています。

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